以前紹介した感情ではなく法則で投資するという話。
投資に感情はいらない!!○○があれば良い (itoken1524.com)
感情がいらないということのメリットについてはわかっていただけたかと思いますが法則をどのように設定するかというには言及していませんでした。
そこで、この記事ではその法則に関して書いていきます。
あくまで高配当株における法則のみでインデックス投資に関してはあくまで淡々と積み立てるだけなので後者の方に関しては法則を設けていません。
では早速まとめていきます。
目次
設定している利回りを超えているか判断する
まずは設定している利回りを超えているか判断する、ここを見ます。
このブログで紹介しているおススメの高配当株銘柄紹介記事、そこでも言及していますが私は投資するかどうかの利回りを銘柄ごとに塩迂回しています。
例えばKDDIなら3.14%、アステラス製薬なら4.25%、三菱HCキャピタルなら3.45%と言ったように基準を設けています。
ここを超えていなければ投資はしません。
PER10以下のものを選定
次にPERが10以下の銘柄を選定します。
PERとはPrice Earnings Ratioの意。
日本語で「株価収益率」を意味する金融指標。
現在の株価が1株当たりの純利益の何倍にあたるかを表します。
要するに、対象の株価が「割高か/割安か」、株価の妥当性を検討するための参考指標。
PERはPER(倍)= 現在の株価 ÷ 1株当たりの純利益の計算式で割り出すことができます。
出典:PERとは一体何?PBRとの違いや見方、注意点などを徹底解説!投資戦略例も紹介! | オリックス銀行 (orixbank.co.jp)
私はこのPERが10以下になったときに投資をするようにしています
PBR1以下のものを選定
さらにPBRが1以下になっているものを選定。
PBRとはPrice Book-value Ratioを短縮させたもので「株価純資産倍率」を意味します。
PERと同じく株価の割安感(割高感)を評価するために使われる指標です。
PBRは、PBR= 現在の株価 ÷ 1株当たり純資産と言う式で算出することができます。
PBRが過去や同業他社と比べて高いと割高
PBRが過去や同業他社と比べて低いと割安
こんな関係になっています。
基本的に企業の純資産は長期スパンで評価するため、PBRはPERに比べて、より長い目線で投資先を評価する際に用いられると言えるでしょう。
出典:PERとは一体何?PBRとの違いや見方、注意点などを徹底解説!投資戦略例も紹介! | オリックス銀行 (orixbank.co.jp)
このPBRが1以下になったタイミングで投資しています。
②、③の条件に当てはまらなければPBR15以下のものを選定
PERが10以下、PBRが1以下のものがなければ、PER x PBRが15以下の銘柄を選定します。
PER x PBRの値が15より小さいなら割安というようにも考えています。
これはあくまでPERとPBRに適切な値がなかった場合の話です。
最後のルールとなります。
なるべく権利確定月に近いものを選定
上記のルールを乗り越えたなら最後は権利確定月に近い銘柄を選んで投資します。
例えば9月なら
- ウェルネオシュガー
- コマツ(小松製作所)
- 本田技研工業
- エクシオグループ
このあたりが9月に権利確定月を設けている企業です。
10月に入れば10~12月に権利確定月を設けている企業へと投資しています。
Googleスプレッドシートで管理
ここまでPERやPBR、配当権利確定月など様々な要素を見てきたかと思います。
ですが正直な話めんどくさいと思うことでしょう。
そこで私はGoogleスプレッドシートで銘柄を管理しています。
Googleスプレッドシートは便利なもので銘柄の数値を入力すると
- 株価
- 配当利回り
- PER
- PBR
これらの要素を関数として取得することができます。
更新するだけで手に入れることができるので本当に楽です。
以下の記事を参考にしてベースとなるスプレッドシートを作成。
その後PERやPBRを取得する関数を入力しました。
【コピペOK!】Googleスプレットシートで株情報を自動取得するテンプレートまとめ (power-bi-seminar.site)
カスタマイズ性はかなり高いのでぜひ皆様の投資スタイルにあった方法を試してみてください。
まとめ
この記事では私が投資をする際に踏んでいく過程を1つずつ紹介しました。
- 配当利回りの確認
- PERが10以下
- PBRが1以下
- 2,3の条件に該当しなかった場合はPER x PBR が10以下のものを選定
- 権利確定月が近いものを選出
このような順番で選定しています。
そして自分の感情を持ち込ませないようにするためにすべてをGoogleスプレッドシートで管理しています。
こうすることで一切の感情を持ち込まず淡々と投資することができるようになるでしょう。
この方法を続けて1年以上、退場することなく細々とですが続けることができています。
ぜひ参考にしてみてください。
投資は自己責任で