2021年4月から新卒として資産形成を開始し2024年10月に資産500万円を達成しました。
特別なことは何もしていません。
この記事では私が3年半で500万円の資産を作った方法を6つのステップに分けて解説していきます。
再現性が高い方法だと思いますのでぜひ参考にしてみてください。
ちなみに給料ですが簡単にまとめておきます。
新卒1年目:月の手取り18万円、年間の手取り:263万円
新卒2年目月の手取り19万円、年間の手取り:308万円
新卒3年目:月の手取り19万円、年間の手取り:308万円
新卒4年目:月の手取り20万円、年間の手取り:373万円
この前提条件で話を進めていきます。
目次
家計簿等で支出を把握する
まずは月にいくらお金を使っているのかを把握しましょう。
方法としては2つ。
- 自分で家計簿帳やスプレッドシート、エクセルにまとめる
- マネーフォワードMEといったアプリを使う
このあたりが代表的な方法でしょう。
大切なのは方法ではなく支出をきちんと把握すること。
その支出も1円単位できっちり合わせると意気込むのではなくある程度あっていたらいいくらいの感覚でやるようにしています。
私も100円の単位まであわせるようにしていて10、1の位はそこまで厳しく考えていません。
固定費を減らす
家計簿をつけて支出の把握に成功したら次はそこからどの支出を削ることができるか分析していきましょう。
特に削るべき筆頭が固定費。
- 保険
- 家賃
- 車
このあたりにかけるお金をなるべく少なくしています。
保険
まずは、保険ですが私は
生命保険、火災保険、車両保険、これら3つにしか加入していません。
生命保険は国民共済の毎月3400円・掛け捨て。
これに加入しています
正直いらない気もしますが一応の安心です。
火災保険は国民共済の年2250円・掛け捨て。
- 家財への最高保障額 300万円+臨時費用共済金 45万円
- 大家への損害賠償最高保障額 1,000万円
こういったものに入っています。
最後に車両保険ですが年53600円
これは対人・対物無制限のものに加入。
もし、事故が起きてしまった倍責任を取ることができないのでこの選択をしています。
年間の合計額は96650円。
長くなりましたがここで大切なのは最低限のものに加入するということ。
保険とは不幸の宝くじ、そもそもそういった状況に陥らないようにするのが大切です。
さらに保険を活用して貯蓄をしたり投資をするような真似はしていません。
貯蓄がしたいなら貯金を、投資がしたいなら株式や投資信託、ETFを買えばいいのです。
あくまで命等の損失が大きくリスクが小さいものに備えるため保険に加入する、この原則は忘れずにいたいものです。
家賃
次に家賃ですがこれを抑えるために私は賃貸に住んでいます。
すむ物件や住む場所がある程度決められてしまいますがそこはお金とトレードオフと割り切るようにしています。
そして務めている企業から家賃補助を出してもらい本来の価格よりすっと低い値段で居住しています。
私は1度転職していますが1社目では駐車場込みで4500円、2社目では同条件で11000円ほどに抑えています。
1社目の家賃は45000円なので10分の1、2社目は77000円なので7分の1となっています。
将来的にも賃貸に住み続けることでしょう。
「持ち家を持たないの?」と思われたり、言われたりすることもあります。
ですが私は賃貸派です。
マイホームを作る上でかかるお金や税金等を考えたら毎月数千円~10数万円を払って浮いたお金を投資に回せばそっちの方がずっと経済的だからです。
車
最後に車です。
私は車をしょせん乗るためだけの道具としか見ていません。
車種は中古のFITで価格は40万円ほど。
ガソリンも富山県に住んでいた頃は月4000~8000円くらい、埼玉県に引っ越してからはほとんど乗ることもなくなり5ヶ月に1度、5000円くらいしか給油していません。
先述した保険も年に約5万円ほど、2年に1度の保険も12万円ほどの最小限です。
ですので1年あたりにかかる車のお金は車本体、保険料、車検代、ガソリン代平均すると256000円。
車が高い、高いという人はいますがその車にかけているお金本当に必要ですか?
必要なお金と言うことでごまかしつつ浪費していませんか?
サブスク
アマゾンプライム、Netflix、U-NEXT、これらのサブスクライブサービスは現代において数えきれないほど多くなりました。
そのサブスク本当に使っていますか?
月数百~数千円程度ですが「塵も積もれば山となる」という言葉があるように積み重なったしまって1万円越えとなってしまっていませんか?
本当に必要なサービスを精査して加入したいと思うもののみ加入するようにしています。
ちなみに私が加入しているのはU-NEXTと動画を作成するソフトの料金です。
合計額は3660円となりました。
借金を減らす
ここまで支出を把握し、固定費を削ったら次は借金を減らすことに注力しました。
私の場合は車のローン。
中古のFITだったので40万円ほどでしたがこれを返すことに注力。
新卒から4か月ほどで20万円を返し残り半額を2021年度で返済し終えました。
毎月の返済に加えて新卒1年目冬のボーナスを注ぎ込んで完済達成しています。
その後はひたすら貯金に投資と使いたいものにお金をかけています。
まずは借金を返済し身軽な体になってから貯金や投資を開始しましょう
生活防衛資金を貯める
先述した借金を減らすのと同時進行で生活防衛資金をためました。
生活防衛資金とは自身の収入がなくなったときに何とか生きていけるようにするため生存に最低限必要なお金と定義しています。
例えば仕事を首になった時、高額療養費制度で賄いきれない時に使うよていです。
私の場合は60万円あれば十分だと考えています。
半年くらい貯めると良いと言われていますが私は年齢が若くリスクを取ることができるので月あたり10万円。
それが半年と言うことで合計60万円を貯めました。
こうすることで予想外の出費があっても安心して生活できます。
幸いなことに高額医療費制度や仕事をクビになったことで生活防衛資金に手を付けるということはありません。
予定外の出費があったらそこからお金を使い、減ったら随時補充して常に60万円あるようにしています。
少額でもいいから投資をする
③、⓸においてお金を返し、生活防衛資金を貯めたらいよいよ投資を開始しました。
私が最初に開始したのは旧NISAの積み立て投資、毎月33333円を積み立てると設定し、それは今でも継続しています。
ちなみに車のローンと生活防衛資金の貯蓄、つみたて投資を同時進行で8ヶ月ほど行っていました。
これは正直悪手でした。
どれもお金が貯まる/借金が減っていく感覚が薄いからです。
借金の返済と生活防衛資金の確保をしたうえで投資を開始することをお勧めします
そ無理して、心が貧しくなるまで切り詰めて投資することはお勧めしません。
あくまで余剰資金で無理せず投資することを忘れないようにしましょう。
私も今でこそ高配当株投資の情報を発信していますが高配当株投資を実際に開始したのは投資を初めて約2年後でした。
それまで高配当株投資をする余裕がなかったのです。
資産形成は他人と比較するものではありません。
自分のペースで確実に進めることが大切です。
①、⑤を繰り返す
①~⓸を行ったら①と⓸を繰り返す
支出を最小限にして余剰資金を投資に充てる、これを繰り返し続けることで勝手に資産は増えていきます。
私も今このフェーズです。
こうなるとあとは勝手に資産が増えていく段階ですのでこれを継続すればゆくゆくは資産500万円に到達していることでしょう
まとめ
今回は私が3年半で資産500万円を作った方法を纏めました。
①~⑥の工程を踏めばかなり再現性高くできるはずでしょう。
今回紹介したのは表面的なもので、今後、今後より詳しく動画のテーマとして取り扱っていきます
もちろん私より収入がある人ならより早く資産500万円に到達できるでしょう。