高配当株投資

高配当株投資を始めるのにお勧めの本【オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資】を完全解説

オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資

この本をご存じでしょうか?

高配当株投資をする上で入門書と言っても過言ではないこの1冊。

呼んだことがある人も多数だと考えています。

当然ながら私も読了済み。

一方で最近から投資を始めた人は読んだことがないという人もいることでしょう。

そこでこの記事ではオートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資をお勧めできるポイント、お勧めしにくいポイントそれら2つをまとめて紹介していきます。

著者紹介

内容に入っていく前にこの本を書いた人を紹介します。

長期株式投資という方です。

1977年生まれ。1級ファイナンシャル・プランニング技能士にして2023年3月末に45歳で会社を早期退職。

日経マネー個人投資家調査2023の「参考にしている人ランキング」で15位。

著書の一つである『半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資』は8万部突破。

2004年より株式投資を始め、2010年にジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」と出会い、日本株での配当再投資を投資戦略としました。

TOEIC940点に空手二段、剣道初段といった文武両道を体現したような投資家。

税引き後手取り配当金の推移は2023年に378万円を超えています

著書の他には経済・マネー雑誌に記事が掲載されていることも多数。

日本における高配当株投資の第一人者と言っても過言ではありません。

そんな投資家が20年に及ぶ経験と知識を詰め込んだ【オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資】を完全解説していきます。

おすすめポイント

まずはおすすめポイントの方を3つ紹介していきます。

  • おススメの銘柄を17社紹介している
  • 筆者の投資経歴が書いてある
  • 銘柄分析の方法が書いてある

では1つずつ説明していきます。

おススメの銘柄を17社紹介している

私がこの本を読んだときに最も役に立ったと思うのはこの項目。

筆者が18年投資をしていて辿り着いた17銘柄を「死ぬまで持ちたい銘柄17」と称して紹介しています。

実際に保有しているものが書かれています

例を挙げると

  • 1605_INPEX
  • 4503_アステラス製薬
  • 6301_コマツ

こういった銘柄が紹介されています。

本の中で紹介されている17銘柄は日本を代表し、高配当株投資をする上でも優良な企業群ばかり

私も紹介されている銘柄をすべてポートフォリオに組み込んでいます。

正直なところ自分で銘柄分析をするのは面倒です。

私も今まで100社以上分析していますが1社あたり30分は最低かかります。

その時間をなくすことができて、なおかつ大きな失敗をすることも考えにくい企業に投資できることでしょう。

これが1つ目のメリットです。

筆者の投資経歴が書いてある

2つ目のお勧めできる点は筆者の投資経歴が書いてあること。

初めて投資をしていた銘柄、高配当株投資を介した経歴、リーマンショックやコロナショック、イギリスのブレグジットといった数々の困難な局面を見事乗り切ったことなどがまとめられています。

著者の約20年に及ぶ遍歴が第1章に記されています。

トレードを繰り返した時期、ビギナーズラックで楽観的になっていた頃、市場にフルボッコにされた経験、有名な投資家から学び少しずつ投資の方針を切り替える瞬間、徐々に資産が上昇している今、こういったことが書いてありました。

投資家の経歴をまとめた投資本はたくさんあるかもしれません。

しかし、ここまで詳しく書いてあるのかと驚きました。

投資の遍歴が変わっていく中でマインドセットも徐々に変わっていっています。

投資初心者の方にはこういった精神で高配当株投資をしていけばいいのかと学ぶことができるはずです。

銘柄分析の方法が書いてある

最後、3つ目のおススメできる点は銘柄分析の方法が書いてあること。

銘柄分析の方法を12個、順を追って解説しています。

私の取っている方法とは違うものの手間で言ったら明らかに本の中で掲載されている方法の方が省エネできます。

その分析方法も複雑だったり難しいものではなく配当の安定性やEPSの安定、儲かるセクターの判断などで銘柄を分析していました。

私も儲かるセクターがどこなのかを判断する時に本で書かれていた方法を実際にやってみて、ポートフォリオの比率を儲かるセクターが多くなるように調節しようとするといった分析の方法を取り入れています。

加えて、銘柄分析をするときの用語にも1つ1つ丁寧に解説が付け加えられています。

読んでいてわからなくなるということは少ないはずですし、これから投資をしていくという人が入門書として勉強していくのにもお勧めできる本だと言えます。

以上3点がお勧めできるポイントだと考えています。

一方でおススメしにくい点もごくわずかですが存在します。

次の章ではそれを解説していきます。

おススメしにくいポイント

この本で唯一おススメしにくいポイントは出てくる用語・内容がなんだかんだ難しいことです。

投資という複雑な行為をテーマとして取り扱う以上、仕方ないことかもしれません。

初めて投資をするという人にしてみれば難しいと感じてしまう方もいるはずです。

わかりやすく解説しているといっても単語の難しさに辟易してしまうことは十分に考えられます。

対策としては何回も読み返すこと

一回読んだだけで分からなかったら何回も読み返すなどの工夫をして理解できるように努めましょう。

私は10回読んでようやく理解できた部分もありました。

まとめ

この記事では高配当株投資をするときの入門書にして名著【オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資】をお勧めできる点・できない点に分けて解説、紹介しました。

これから投資をしていこうと思われている方ならば間違いなく読んで損はない一冊です。

この記事を読んで高配当株投資を始めてみたい、高配当株投資についてより詳しく学びたいそう思われた方もいるのではないでしょうか?

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